まさか自分が…あまり知られていない、恐ろしいPATM(パトム)。なぜか自分の周囲の人が咳やクシャミなどの症状を訴えだします。
そんなPATM(パトム)の原因や検査について調べてみました。
PATM(パトムとは)

PATMとは(People(are)Allergic To Me)の略。
正式な病名ではなく、なぜか自分の周りの人たちが咳やクシャミ・吐き気などを引き起こしてしまい、自分が原因で周囲が不快感を訴えるような症状のことです。
つまり自分がアレルギー症状を引き起こす原因のような感じになってしまい、一緒にいる人や近くにいる人たちがアレルギー症状になってしまうのです。
PATM(パトム)は本人にほとんど自覚症状がないため気付きにくいこと、そして海外に比べて日本での認知度が低い事が研究を妨げる要因にもなっています。
原因や検査について
PATM(パトム)の原因についてですが、はっきりとしたことは分かっていません。
一部でカビが原因だとの噂もあったみたいですが、カビは体臭を強くする事はあっても、PATM(パトム)そのものの要因とは異なるようです。
これはPATM(パトム)が異常な体臭を伴う場合もあるという理由からで、それは単に汗臭いとかワキガなどとは異なり、匂いからは判断がつきにくいんだとか。
PATM(パトム)の原因はまだ解明されていないため、医学界での認知度も低く、病院に行っても「そんな事があるはずがない」と思われ軽くあしらわれる場合が多いようです。
精神の病気だと診断され精神科を紹介されたり、神経性の症状だと判断され向精神薬をたくさん処方されてしまう患者さんもいるとのこと。
原因については色々と議論されていますが、一番可能性のある原因としては身体のデトックス機能のひとつとして体表面から特定の物質が分泌され、それが空気中に拡散することによって敏感な人が感知し、アレルギー症状のようなものを起こすのではないかと思われます。
検査は主に「皮膚ガステスト」をという検査を実施し、皮膚からどうのような物質が出ているかをチェックすることで診断ができるようになっています。
体内のデトックス機能が低下し、皮膚から環境汚染物質のような物が排出されていれば、少なからずPATM(パトム)の可能性があるということです。
ストレスを抱える事に
病院やその症状によって治療は異なるようですが、いまだに現代医学では解明されていない病気のため、ストレスを抱えて生きていくことになります。
「自分のせいで他人が…」「自分はそんなに臭いのか?」と自己嫌悪に陥り、引きこもりになる人もいるそうです。( ;∀;)
これはツラいですね。。友人や職場の人たちに理解してもらうのも難しそうですし、花粉症の季節なんかは判断がつきにくそうですし…日本でも悩んでいる人がたくさんいることでしょう。
ただ、人気番組「仰天ニュース」で取り上げられたことによって、少しでも理解度が広まると信じています。
PATM(パトム)は同じ症状で悩んでいる人たちのコミュティがあるそうです。一人だけで苦しまず、悩みを相談できる相手を見つけることも大事ですね。